フロントアライメント調整 (感性編)
ロールセンターアダプターを入れ、某ートバックスで基準値に設定してもらいましたが、
@ ステアリングセンターがずれている。
A ステアリングをいっぱいに切って曲がる時、「ガコン!ガコン!」とすごい衝撃。
B 基準値といっても、もはやノーマルの体ではなく、車高がずいぶん落ち、さらにキャンバーを少しネガに変更・・・それに伴う設定が必要。
C 直進安定性が無い(特に高速雨天走行時)。
と「足回り無頓着星人」の私ですら改善の必要を感じました。
ショップに再調整に出す資金もないし学習の意味で、先日とったデータを元に、自分で調整してみました。
・・・とは言っても装置や道具は全くないので、目測&運転してみての感性調整です。
まずは、ネガティヴキャンバーです。
アライメントテスターで測った位置にマーキングして、1目盛だけネガにします。
画像はありませんが、元々ほぼ直立だったフロントタイヤがほんの少しネガな感じになりました。
(この状態でしばらく乗り、上記@〜Cを確認。)
さて、この作業により「結構トーインになった」と私は感じました。
(???・・・某CARBOY誌でのS14でのレポートではトーアウトになるとありました。まあ、違うクルマだからなのかもしれませんが、みなさんはどうでした?)
で、車高との関係はわかりませんが、キャンバーをネガにするとタイヤは内側に進もうとします(バイクを傾けると曲がる理論)。
要するに見た目ではわからない「トーイン状態」。
よって、恐らくかなりのトーインになってしまっているのだと思います。
それが、直進&ウェット高速での不安定さにつながっていたのでしょう。
(過去に経験あり・・・その時はものすごい片減りの併発。プロショップでのアライメント調整「トーアウトにふる」で解決。)
いよいよ調整と下にもぐってみると・・・ビックリ!
左右が全く違います。これが狂っているとステアリングの切れ角が左右で異なってしまいます。
それぞれのネジ山数を数えて双方が同じ山数になるように、調整します。
クリップをはずして、
19と12のレンチで作業。
現在のトー角が変わらないように左右同じだけ回します(この後の作業を考えてちょっと工夫しましたが)。
その状態で、ステアリングのセンターを決めます。
今回は、トー角の調整が控えているので、右側のトー角が「±0mmよりほんの少しアウト」のところでセンター決め。
その時の左側は、
ご覧の通り、超トーイン。
これを、右側と同じ位に(目測です)調節して出来上がり。
これにより、冒頭の@〜Cが全て解決!
足回り無頓着&通勤快速仕様の設定ですが、私個人的には満足しています。
コーナーでの挙動とかなんとかは全くわかりませんので、わかってらっしゃる方には「はあ?」的レポートでしょうけど、勘弁してやってください(笑)。
一応、峠(お尻が流れる寸前の所・・・本当は流れた)や高速(純正メーターで数字が無くなる所)でテストしてちゃんと走りましたし・・・(笑)。